アマチュア無線用1200/9600bpsTNC、NEKO-1
WTKグループ設計のモデムです。


このモデムを使ってアマチュア無線帯(144、430、1200MHz帯)でパケット通信を行います。
通信速度は1200bps、9600bpsの切り替えですが、9600bpsの場合、無線機の改造が必要になります。
このモデムで何ができるかって?主にチャットかな?

Neko−1の設計目標は、安く簡単にTNCを作ることでした。フルキットで17000円程度で1200bpsと9600bpsのモデムを搭載したTNCを作ることが可能なものです。CPU等のフラットLSIを自分で半田付けすると安価に製作できますし、腕に自信が無い人や半田付けに失敗した人はAKI80を乗せて作ることもできます。

Neko−1の特徴は、JS1RSV局が作成したワンチップマイコン(i80C31)を使用した9600bpsモデム(RSV96)が搭載されていることです。構成は、Z84C015を使用したTNC-2クローンのTNC部分に、RSV96 (9600bps)とTCM3105 (1200bps)のモデムを付けた、 9600/1200bpsモデム内蔵のTNCです。一般のTNCと大きく違っている部分は、9600bpsモデムにRSV96を使用している事と、NRZI変換をi80C31内部で行う事でICを減らしローコスト化した事です。そのため、一般のTNCの回路とは大きく異なる所があります。



・このセットの製作は簡単でした。基本的に半田付け出来れば、そんなに難しくなく製作可能です。

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